令和三年度 世界遺産
「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群
公開講座

 2017年7月にユネスコの世界遺産に登録された本遺産群は、長い歴史と多様な価値を持ち、考古学・歴史学・民俗学・文化人類学をはじめ多角的な分野から学術的な検討が行われています。またこの貴重な遺産を世界遺産として、現代に生きる私たちがどのように守り、将来世代へと伝えていくのかは重要な課題です。本講座では、本遺産群にかかわる多様な調査研究の成果を、現在第一線で活躍する専門家によりご講義いただくことにより、本遺産群の多面的な価値についての関心と理解を深め、調査研究や遺産保護の輪を更に広げることを目的とします。

 令和三年度は、「沖ノ島の古代祭祀と人々の関わり」をテーマに行います。沖ノ島へ続く、海を眺める台地に築かれた新原・奴山古墳群。そこに眠る古代豪族宗像氏は、沖ノ島の祭祀を担いました。四世紀から九世紀にわたり行われた沖ノ島での祭祀で神々へ捧げられた品々は、国際的な交流の物証であるとともに、当時の思想や価値観を、現在の私たちに伝えてくれます。
 本講座では、沖ノ島に捧げられた品々の中でも特徴的な品をとりあげ、それぞれがもつ交流や技術的側面を含む歴史的背景を俯瞰し、その特徴と意義について各分野を代表する専門家の先生方から解説いただきます。また、各回とも遺跡や遺物の見どころを専門家が解説するミニ動画を放映します。

本講座は、新型コロナウイルスの感染予防に配慮しつつ実施します。
また、全ての講座は、講演日の1ヶ月後に本ウェブサイトで動画配信します。

日時 令和3年7月から令和4年2月までの祝日・土曜日13時30分から(全8回)
主催 「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群保存活用協議会
会場 海の道むなかた館講義室 福岡県宗像市深田588番地(定員40名)
カメリアホール大研修室 福岡県福津市津屋崎1丁目7-2(定員40名)
アクロス福岡円形ホール 福岡県福岡市中央区天神1丁目1−1(定員50名)
申込 下記の専用フォームから開催日の7日前までにお申し込みください。
受講費は無料です。定員を超えた場合は抽選になります。
受講決定者には、開講日の3日前までにメールでお知らせします。
なお、新型コロナウイルスの感染状況によっては中止の場合もあります。
ご了承ください。
テーマ 講演者 講演日
第1回 「海の古墳」としての
新原・奴山古墳群
魚津 知克 令和3年 7月22日(木曜・祝)
13時30分
カメリアホール 大研修室
第2回 沖ノ島の奈良三彩 高橋 照彦 令和3年 8月21日(土曜)
13時30分
海の道むなかた館 講義室
第3回 沖ノ島の鏡 岩本 崇 令和3年 9月18日(土曜)
13時30分
海の道むなかた館 講義室
第4回 沖ノ島の馬具を復原する 桃﨑 祐輔 令和3年10月23日(土曜)
13時30分
海の道むなかた館 講義室
第5回 沖ノ島の玉、滑石製品を中心に 清喜 裕二 令和3年11月20日(土曜)
13時30分
海の道むなかた館 講義室
第6回 沖ノ島の紡織具 東村 純子 令和3年12月18日(土曜)
13時30分
海の道むなかた館 講義室
第7回 宗像・沖ノ島の武器と武装 齊藤 大輔 令和4年 1月15日(土曜)
13時30分
海の道むなかた館 講義室
第8回 特集:沖ノ島のガラス 中井 泉 令和4年 2月23日(水曜・祝)
13時30分
アクロス福岡 円形ホール
福嶋 真貴子
四角 隆二
阿部 善也
村串 まどか
加藤 千里

昨年度までの公開講座についてはこちらからご覧ください。