特別研究事業成果報告会を開催します

「沖ノ島研究の新地平ー古代東アジアの航海・交流・信仰ー」

「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群は、世界遺産登録後5年間にわたり、古代東アジアにおける航海、交流、祭祀」をテーマとして国内外の専門家と調査研究を進めてきました。本報告会では、その最先端の研究成果を報告します。

主 催 :「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群保存活用協議会

日 時 :令和5312日(日)13:00-16:30

会 場 :九州国立博物館ミュージアムホール (定員250名)

〒818-0118 福岡県太宰府市石坂4丁目7−2

共 催 :九州国立博物館

後 援 :日本イコモス国内委員会

内容

報告1 秋道智彌(山梨県立富士山世界遺産センター所長)

  「航海と海域ネットワークから見た世界遺産モデル」

報告2 禹在柄(韓国・忠南大学校教授)

  「沖ノ島祭祀遺跡と竹幕洞祭祀遺跡からみた倭国と百済との交流」

報告3 高田貫太(国立歴史民俗博物館教授)

  「古墳時代の日朝交渉における海の道―朝鮮半島南・西海岸地域の倭系資料の分析を中心に―」

報告4    田中史生(早稲田大学教授)

  「秦氏と宗像の神―「秦氏本系帳」を手がかりとして―」

報告5   笹生衛(國學院大学教授)

  「宗像・沖ノ島にみる祭祀の意味と中世への変容―人間の認知機能と環境変化の視点から―」

パネルディスカッション

 「沖ノ島研究の新地平―5年間の研究を振り返って」

 議   長:佐藤 信(専門家会議副委員長、東京大学名誉教授、歴史学)

       溝口 孝司(専門家会議委員、九州大学教授、考古学)

 パネリスト:岡田保良(日本イコモス国内委員会委員長)

       鈴木地平(文化庁文化財調査官)

申込

下記リンクから専用フォームにて2月28日(火)までに事前申込が必要です。受講費は無料です。(お申し込みは終了しました、ありがとうございました)
定員を超えた場合は抽選、結果を講演の7日前までにメールにてお知らせします。


なお、新型コロナウイルスの感染状況によっては中止する場合があります、ご了承ください。