世界遺産推薦記念講演会 「海の正倉院、沖ノ島」が開催されました。

 平成28年2月13日、太宰府市の九州国立博物館で「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群世界遺産推薦記念講演会(主催:福岡県)が開催されました。
 
 講演会の冒頭では、「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群フォトコンテストの表彰式も行われました。最優秀賞、優秀賞の作品紹介後、推進会議会長である小川知事から、最優秀賞を受賞した石田氏に表彰状と副賞の授与が行われました。


 今回の講演会は、世界遺産推薦を記念して、「海の正倉院、沖ノ島」と題し、古代の対外交流をテーマに開催しました。対外交流によってもたらされた数々の品々が祭祀に用いられ、現代に受け継がれてきた「海の正倉院」沖ノ島と、古代の対外交流に焦点を当てた4人の専門家による講演に、約250名の参加者は熱心に聞き入っていました。
 
 ・講演「遣隋使・遣唐使と古代日本の対外交流」
   榎本 淳一 (大正大学教授)
 ・講演「正倉院宝物と古代の文化交流」
   西川 明彦 (宮内庁正倉院事務所)
 ・講演「沖ノ島の神宝と古代の文化交流」
   河野 一隆 (九州国立博物館)
 ・まとめ「海の正倉院、沖ノ島の価値を伝えていくために」
   三輪 嘉六 (前九州国立博物館長)

  日時:平成28年2月13日(土)13:00~16:30(開場12:30)
  場所:九州国立博物館 ミュージアムホール