イコモス年次総会が福岡県で開催されました。

 10月26日から29日にかけて「イコモス年次総会・諮問委員会・学術シンポジウム」が開催されました。

 イコモス(国際記念物遺跡会議)は、1965年に創設された文化遺産保護に関わる国際的な非政府組織(NGO)です。世界遺産登録の審査、保存状況のモニタリングを担うほか、ユネスコをはじめとする国際機関と密接な関係を保ちながら、文化遺産の保護・保存とそれらの価値高揚のための重要な役割を果たしてきました。
この開催は日本で20年ぶり2度目であり、イコモス創立50周年を記念する会議です。イコモス加盟国56か国以上の約228名が参加し、運営方針や予算決算の承認が行われたほか、イコモス創立50周年を記念したシンポジウム等が開催されました。
また、10月24日、30日にはイコモス専門家たちによる「『神宿る島』宗像・沖ノ島と関連遺産群」の視察も行われました。

(写真)イコモス年次総会開会レセプションにて挨拶する小川知事

(写真)視察の様子