特別研究事業
―古代東アジアの航海・交流・信仰―

 「古代沖ノ島の祭祀は、航海の安全を祈願して行われたと考えられているが、古代の航海はどのようなものだったのか?」
 「祭祀は4世紀から9世紀の古代東アジアの交流を背景に行われたが、この異文化との交流は、沖ノ島の信仰と祭祀にどのような影響を与えたのか?」
 「一連の祭祀の変化は、なぜ起こり、何を物語るのか?各段階の奉献品は何を意味するのか? 宗像三女神への信仰はいつ、どのように生まれたのか?」
 「古代の東アジアで、航海安全に関わる祭祀や、聖なる島など、類似した事例はどのくらいあるのか?」

 本遺産群が平成29年に世界遺産に登録される際に議論となった疑問に答えるため当協議会では、古代東アジアにおける「航海」、「交流」、「祭祀・信仰」を切り口として、 国内外の専門家と平成30年度より5年間にわたり特別研究事業を行ってきました。
 本ウェブサイトでは、この特別研究事業の成果について、ご紹介します。
 またその成果を専門家がわかりやすく解説した動画を順次公開します。

特別研究事業報告書

成果報告会
「沖ノ島研究の新地平―古代東アジアの航海・交流・信仰―」

主催 「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群保存活用協議会
撮影日時 令和5年3月12日(日)(公開日は下記をご覧ください)
撮影場所 九州国立博物館ミュージアムホール
共催 九州国立博物館
後援 日本イコモス国内委員会
テーマ 講演者
第1回 航海と海域ネットワークから見た海の世界遺産 秋道 智彌
第2回 沖ノ島祭祀遺跡と竹幕洞祭祀遺跡からみた
倭国と百済との交流
禹 在柄
第3回 古墳時代の日朝交渉における海の道 高田 貫太
第4回 秦氏と宗像の神
―「秦氏本系帳」を手がかりとして―
田中 史生
第5回 宗像・沖ノ島にみる祭祀の意味と中世への変容 笹生 衛
第6回 パネルディスカッション
「沖ノ島研究の新地平―5年間の研究を振り返って」
議長:佐藤 信
パネリスト:溝口 孝司
岡田 保良
鈴木 地平

昨年度までの公開講座についてはこちらからご覧ください。