世界遺産と、
美しい海を、未来へ

世界遺産「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群は、2022年7月に世界遺産登録5周年を迎えます。

「神宿る島」沖ノ島への信仰は、厳しくも豊かな海と人々との関わりの中で生まれ、長い間、大切に受け継がれてきました。 現在、世界では毎年800万トンものごみが海に流出しています。
海を漂うごみは、美しい風景や生き物を傷つけるだけでなく、信仰を守り伝えてきた漁師たちの仕事の妨げにもなっています。
「世界遺産と、美しい海を、未来へ」
この5周年記念事業が、世界遺産の価値と海洋環境問題について改めて考え、行動するきっかけになればと願っています。

「神宿る島」宗像・沖ノ島と
関連遺産群とは

「神宿る島」沖ノ島を崇拝する伝統が、古代東アジアにおける活発な対外交流が進んだ時期に発展し、今日まで継承されてきたことを物語る世界でも例のない遺産群であることから、2017年7月に世界遺産に登録されました。