【第7回 オンライン公開講座を公開しました】

令和二年度 世界遺産「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群 公開講座

【令和二年度 第7回 公開講座】

世界遺産の保存管理-文化、自然、人々を中心とした保存管理へ-」(60分) 

遺産を守り伝えていく為には、遺産そのものを守ることも重要ですが、自然をはじめ遺産を取り巻く環境全体を考慮に入れなければなりません。また、遺産と共に暮らしている人々が極めて重要な役割を果たしています。宗像大社という信仰に関わる遺産が構成資産に含まれる本遺産群は、人々の信仰や生活に深く結びついています。こうした特別な遺産の場合、世界遺産としての顕著な普遍的価値と、どのようにバランスをとっていけばいいのでしょうか。長年、世界遺産の最前線で活躍され数多くの遺産の保護に関わられた先生から、世界遺産の保存管理についてお話しいただきます。

ガミニ・ウィジェスリヤ先生(ICCROM国際記念物遺跡会議事務局長特別顧問)

イクロム(文化財保存修復研究国際センター)事務局長特別アドバイザー。専門は遺産の保存管理および世界遺産に関すること。スリランカ考古局、ニュージーランド文化財保護局を勤めた後、ユネスコ世界遺産委員会の諮問機関であるイクロムに勤める。本遺産群の世界遺産登録推薦に際しても指導助言をいただいた。

公開日 令和3年2月20日(土曜)