第3回世界遺産シンポジウムを開催しました。

 平成21年1月に「宗像・沖ノ島と関連遺産群」がユネスコ世界遺産暫定一覧表に記載されて以降、福岡県、宗像市、福津市は協同で「宗像・沖ノ島と関連遺産群」の世界遺産登録を目指しています。
 この度、本遺産群の価値を広めることを目的として、下記のとおりシンポジウムを開催しました。当日は、本遺産群の価値を検証するために実施した調査研究に基づく新たな結果報告のほか、最近の世界遺産の状況について基調講演を行いました。また、九州歴史資料館長の西谷正氏をコーディネーターとするパネルディスカッションを行い、本遺産群の世界遺産としての価値を新たな角度から検証しました。

1. 日時 : 平成24年2月12日(日) 13:00~16:30

2. 場所 : JR九州ホール
       (福岡市博多区博多駅中央街1-1)

3. 来場者数 : 約400名

4. 内容 :
(1) 開会挨拶

(2) 基調講演①「宗像・沖ノ島と関連遺産群」の新たな研究成果について
    「沖ノ島祭祀における遺物組成と祭祀構造」
      國學院大學教授 笹生 衛 氏
    「沖ノ島祭祀とヤマト王権」
      大阪府立近つ飛鳥博物館長、国立歴史民俗博物館名誉教授 白石 太一郎 氏

(3) 基調講演②「世界遺産の現状について」
    「世界遺産をめぐる最近の状況について」
      国士舘大学イラク古代文化研究所教授  岡田 保良 氏
    「人と自然の世界遺産」
      人間文化研究機構長 金田 章裕 氏

(4) パネルディスカッション
 ・コーディネーター : 九州歴史資料館長 西谷 正 氏
 ・パネリスト : 東京大学教授 佐藤 信 氏
          國學院大學教授 笹生 衛 氏
          大阪府立近つ飛鳥博物館長、国立歴史民俗博物館名誉教授 白石 太一郎 氏
          国士舘大学イラク古代文化研究所教授  岡田 保良 氏
          人間文化研究機構長 金田 章裕 氏

 (5) 閉会挨拶
         
5. 主催者 : 「宗像・沖ノ島と関連遺産群」世界遺産推進会議(福岡県、宗像市、福津市)