令和三年度 公開講座 第6回

講演日:令和3年12月18日(土曜)(令和4年1月15日(土曜)公開)

「沖ノ島の紡織具」(60分)

   四世紀から九世紀にわたり行われた沖ノ島での祭祀で神々へ捧げられた品々は、当時の思想  や価値観を、現在の私たちに伝えてくれます。第6回は紡織具をとりあげ、沖ノ島で行われた祭祀を読み解いていきます。

東村 純子(福井大学国際地域学部准教授)

福井大学国際地域学部准教授。文学博士。京都府立大学史学科を卒業、京都大学大学院文学研究科博士後期課程修了後、京都大学総合博物館研究員、国立民族学博物館日本学術振興会特別研究員を経て、現職。専門は、織物と紡織の考古学的研究。考古資料の詳細な検討、台湾や東南アジアでの民族調査、実証実験を通じて、古代の紡織技術の体系的な復元をめざすとともに、織物生産の担い手として当時の社会・経済活動に携わった女性の働きについても着目する。

代表著作・論文に『考古学からみた古代日本の紡織』2009(2011改訂)六一書房、「古代日本の布生産と女性」『史林』104-1(2021)。