令和三年度 公開講座 第3回

講演日:令和3年9月18日(土曜)(令和3年10月23日動画公開)

「沖ノ島の鏡」(70分)

四世紀から九世紀にわたり行われた沖ノ島での祭祀で神々へ捧げられた品々は、国際的な交流の物証であるとともに、当時の思想や価値観を、現在の私たちに伝えてくれます。第3回である今回は沖ノ島に捧げられた品々の中でも特徴的な品である銅鏡をとりあげ、当時の交流や技術的側面を含む歴史的背景を俯瞰し、その特徴と意義について専門家に解説いただきます。


岩本 崇(島根大学学術研究院人文社会科学系准教授)

島根大学学術研究院人文科学系准教授。文学博士。2003年京都大学大学院文学研究科博士後期課程修了。大手前大学史学研究所研究員、日本学術振興会特別研究員(PD)を経て2009年から現職。専門は日本考古学、古墳時代の銅鏡、特に三角縁神獣鏡の詳細な観察に基づく実証的・多角的分析をとおして、古墳時代の社会を復元する研究を精力的に行う。

主要著作に『三角縁神獣鏡と古墳時代の社会』(2020年)、『前期古墳編年を再考する』(2018年・編著)、『黄泉国訪問神話と古墳時代出雲の葬制』(2019年・編著)、『銅鏡から読み解く2~4世紀の東アジア 三角縁神獣鏡と関連鏡群の諸問題』(2019年・共著)など。