第3回国際専門家会議を開催しました。

 平成21年1月5日に世界遺産暫定リストに記載された「宗像・沖ノ島と関連遺産群」をユネスコの世界文化遺産への本登録に導くため、国内外の専門家による比較研究の成果を報告する国際学術会議を開催しました。また、その研究成果の報告をもとに、国内専門家会議の委員及び世界遺産に精通する海外専門家により、本遺産群の顕著な普遍的価値を検討する国際専門家会議を開催しました。

1. 日時 : 平成23年11月1日(火)~4日(金)

2. 場所 : 玄海ロイヤルホテル(福岡県宗像市田野1303)

3. 内容 :
 Ⅰ 報告 
  (1) 「宗像・沖ノ島と関連遺産群」資産の説明 
  (2) 「祭祀考古学における沖ノ島祭祀遺跡の評価」
     英国・セインズベリー日本藝術研究所副所長 サイモン・ケーナー
  (3) 「竹幕洞祭祀遺跡と沖ノ島祭祀遺跡」
     韓国忠南大学校人文大学考古学科教授 禹 在柄
  (4) 「宗像・沖ノ島と関連遺産群」専門家会議の議論の経過と課題

 Ⅱ 議論
  (1) 「宗像・沖ノ島と関連遺産群」の顕著な普遍的価値

4. その他 : 会期中に、沖ノ島のほか、宗像大社、津屋崎古墳群等の構成資産の視察を実施した。