第2回国際専門家会議を開催しました。

 平成21年1月に世界遺産暫定一覧表に記載された本遺産群の世界文化遺産への本登録を目指して、本遺産群の顕著な普遍的価値を検証するため、国内専門家に加え、世界遺産及び信仰の遺産等に詳しい海外専門家を招聘し、国際専門家会議を開催しました。
 また会期中に、沖ノ島の現地視察のほか、みあれ祭、神奈備祭などの視察を行いました。

1. 日時 : 平成22年10月1日(金)~4日(月)

2. 場所 : 玄海ロイヤルホテル
       (福岡県宗像市田野1303)

3. 内容 :
 Ⅰ 報告 
  (1) 本遺産の取組み 
  (2) 「国家的祭祀と信仰の継続」資産説明と歴史的背景
  (3) 「国家的祭祀」祭祀考古学的位置づけ
  (4) 「宗像・沖ノ島と関連遺産群」の顕著な普遍的価値について
 Ⅱ 総合討論
  (1) 「宗像・沖ノ島と関連遺産群」についての評価と検討
    ・「沖ノ島祭祀遺跡」についての検討
    ・「宗像神社境内」についての検討
  (2) 「宗像・沖ノ島と関連遺産群」の顕著な普遍的価値についての評価と検討
    ・全体的な評価
    ・評価基準について
  (3) その他
    ・資産の名称について
    ・その他の構成資産について
 Ⅲ 議論のまとめと今後の展望  

4. その他 : 会期中に、沖ノ島の現地視察のほか、みあれ祭、神奈備祭などの視察を実施。